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2009年5月19日
DH-JAC2009の記事「人文科学の新たな方向性を議論」が「GIS NEXT 」第27号に掲載されました
2009年2月27・28日に開催されましたDH-JAC2009を取材した記事「人文科学の新たな方向性を議論」が、「GIS NEXT 」第27号に掲載されました。
( PDF:409KB) |
どうぞご覧ください。
2009年2月27日
第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009) ※ 終了しました。
無事に終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009)
The 1st International Symposium on Digital Humanities for Japanese Arts and Cultures
2007年6月にスタートした文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)では、日本における日本文化研究と世界における日本文化研究の間にしばしば見受けられる食い違いを解消し、人文科学の将来を切り拓くべく、情報技術を駆使した新しい人文科学像を創りだすことを目標に掲げ、教育・研究活動を展開してきました。
今回、2年間にわたるわれわれの活動を振りかえるとともに、さらに今後の進むべき道筋を明らかにするために、世界におけるデジタル・ヒューマニティーズ分野の第1線でご活躍の研究者をお迎えして、第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009)を開催いたします。
ぜひご参加ください。
詳しくはこちらから > DH-JAC2009
( PDF:1.8MB) |
2009年2月27日
青柳 正規 氏がご出席できなくなりました。
第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009)、第1日第2部でご講演を予定しておりました、国立西洋美術館館長 青柳 正規 氏 はご都合により、ご講演いただけなくなりました。どうぞご了承ください。
それに伴い、タイムテーブルを一部修正しました。
> タイムテーブル
2009年2月26日
DH-JAC2009 当日参加できます(無料)
第1回 日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム の参加登録は、終了しましたが、お席にまだ余裕がありますので、当日参加も可能です。当日参加の方には資料代をいただく予定でしたが、各所のご協力により、無料でご参加いただけることとなりました。ふるってご参加ください。
2009年2月25日
DH-JAC2009 登録期間を2月25日(水)まで延長しました。
参加登録の期間を2月25日(水)まで延長しました。奮ってご参加ください。
DH-JAC2009 の詳細は、下記のサイトをご覧ください。
(日 本 語) http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/dh-jac2009.html
(ENGLISH) http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info_e/DH-JAC.html
2008年12月 1日
DH-JAC2009 の参加登録が始まりました。
第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009)の参加登録が始まりました。
登録期間は、2008年12月1日(月)~2009年1月30日(金)です。
詳細は こちら をご覧ください。
第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム
DH-JAC2009
■ 主催:文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
■ 日程:2009年2月27日(金)・28日(土)
■ 会場:立命館大学衣笠キャンパス・以学館2号ホール
■ 入場無料(要登録) 参加ご希望の方は下記の方法でご登録ください。定員300名、先着順。
※当日参加も可能ですが、別に資料代(1000円)が必要となります。
2008年9月 7日
第1日 2月27日(金) タイム・テーブル
※第1日第2部でご講演を予定しておりました、国立西洋美術館館長 青柳 正規 氏 はご都合により、ご講演いただけなくなりました。どうぞご了承ください。
■ 受付開始
9:00~
■ 開会の辞
9:40~9:50
長田 豊臣 (学校法人立命館 理事長)
■ オリエンテーション
9:50~10:00
■ 「デジタル・ヒューマニティーズとは何か? -現在と未来-」
コーディネーター&司会:八村 広三郎 (立命館大学大学院理工学研究科教授) & 矢野 桂司 (立命館大学大学院文学研究科教授)
[第1部]
司会:矢野 桂司 + 八村 広三郎
①10:00~10:20
矢野 桂司 (立命館大学大学院文学研究科教授/「歴史地理情報研究班」リーダー)
「地理情報システムとデジタル・ヒューマニティーズ:革命か発展か」 >要旨
②10:20~10:40
川嶋 將生 (立命館大学大学院文学研究科教授/本拠点リーダー、「京都文化研究班」リーダー)
「近世風俗絵画とデジタル・ヒューマニティーズ」 >要旨
③10:40~11:00
赤間 亮 (立命館大学大学院文学研究科教授/「日本文化研究班」リーダー)
「芸術・文化研究における画像データベースの役割」 >要旨
④11:00~11:20
八村 広三郎 (立命館大学大学院理工学研究科教授/本拠点サブリーダー、「デジタルアーカイブ技術研究班」リーダー)
「モーションキャプチャによる舞踊のデジタルアーカイブ」 >要旨
⑤11:20~11:40
稲葉 光行 (立命館大学大学院政策科学研究科教授/「Web活用技術研究班」リーダー)
「World Wide Web とデジタル・ヒューマニティーズ:過去と未来」 >要旨
[昼休み] 11:40~13:00
[第2部] 招待講演
司会:八村 広三郎 + 矢野 桂司
①13:00~13:40
ニール・フライスタット (アメリカ、メリーランド大学教授)
「デジタル・ヒューマニティーズ -ローカルとグローバル」 >要旨
②13:40~14:10
イーロ・ハイホネン (フィンランド、ヘルシンキ工科大学教授)
「CultureSampo -セマンティック・ウェブ2.0におけるフィンランド文化」 >要旨
[休憩 10 分] 14:10~14:20
③14:20~14:50
イアン・グレゴリー (イギリス、ランカスター大学上級講師)
「ヒューマニティーズに於ける場所」 >要旨
④14:50~15:20
リチャード・ビーチャム (イギリス、ロンドン大学キングス・カレッジ教授)
「過去の未来 -コンピュータ・ベースの文化遺産研究の新展開」 >要旨
[休憩 20 分] 15:20~15:40
[第3部] ディスカッション
司会:八村 広三郎 + 矢野 桂司
15:40~16:40
■レセプション
18:30~20:30
会場:朱雀キャンパス・Tawawa二条店
2008年9月 7日
第2日 2月28日(土) タイム・テーブル
[午前の部]
■受付開始
8:30~
■オリエンテーション
8:55~9:00
■ 若手研究者海外派遣(ITP)成果報告会
9:00~11:40
司会:稲葉 光行 (立命館大学大学院政策科学研究科教授) + 鐘ヶ江 秀彦 (立命館大学大学院政策科学研究科教授)
①9:00~9:25
大槻 知史 (立命館大学衣笠総合研究機構PD)
「文化遺産・歴史的まちなみをコミュニティで守り続けるには -アユタヤ遺跡・タイ王宮所有地区の事例から-」 >要旨
②9:25~9:50
水田 哲生 (立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構PD)
「災害リスクマネジメントとしての観光地アユタヤの水害ポテンシャルの推定と、研究の成果のフィードバックとしての大学での講義の実践」 >要旨
③9:50~10:15
大野 晋 (立命館大学大学院政策科学研究科D1/本拠点RA1)
「歴史的な出来事のための可視化環境の研究」 >要旨
[休憩] 10:15~10:25
④10:25~10:50
大矢 敦子 (立命館大学大学院文学研究科D2/本拠点RA1)
「映画関連資料の整理方法 -コロンビア大学東亜図書館牧野守コレクションの事例-」 >要旨
⑤10:50~11:15
鶴田 清也 (立命館大学大学院理工学研究科D3/本拠点RA2)
「バーチャルダンスコラボレーションシステムのための音楽からの感性情報抽出」 >要旨
⑥11:15~11:40
石上 阿希 (立命館大学衣笠総合研究機構PD)
「海外所在春画・艶本の調査」 >要旨
⑦11:40~11:50 インターン受け入れ先コメント
セーラ・トンプソン (アメリカ、ボストン美術館)
[昼休み] 11:50~13:00
■ 「イメージDBと博物館ネットワークのイノベーション -日本文化芸術研究のグローバル化とネットワーク化-」
コーディネーター&司会:赤間 亮 (立命館大学大学院文学研究科教授)
13:00~13:10
「開催にあたって」 赤間 亮
【第1部】 招待講演
キーノートスピーチ
13:10~13:50
ヨーゼフ・クライナー (法政大学特任教授/法政大学国際日本学研究所兼担所員/ドイツ、ボン大学名誉教授)
「ヨーロッパの日本コレクション -その日本観及び日本研究における意味と役割」 >要旨
事例報告
①13:50~14:20
ヘレナ・ホンクーポヴァ (チェコ、プラハ・ナショナルギャラリー東洋美術コレクション部部長)
「チェコ共和国における日本美術品コレクションとそのデジタル化」 >要旨
②14:20~14:50
セーラ・トンプソン (ボストン美術館日本版画室長)+ エイブラハム・シュレーダー (ボストン美術館日本版画室リサーチ・アシスタント)
「ボストン美術館の日本版画アクセス&ドキュメンテーション・プロジェクト(JPADP)」 >要旨
③14:50~15:20
ロジーナ・バックランド (大英博物館アジア部日本課リサーチアシスタント)
「大英博物館を世界へ -コレクションをオンラインで」 >要旨
[休憩] 15:20~15:40
【第2部】ディスカッション
15:40~17:10
司会:赤間 亮
参加:第1部講師
■ 閉会の辞
17:10~17:20
川嶋 將生 (立命館大学大学院文学研究科特命教授)
2008年9月 3日
川嶋 將生 (第1日・第1部)
川嶋 將生 (立命館大学大学院文学研究科・特命教授)
「近世風俗絵画とデジタルヒューマニティーズ」
本報告では、近代以前に制作された風俗絵画を、日本文化研究の視点から分析する際の問題点を提起する。絵画のアーカイブスは、浮世絵のアーカイブ化のように、成功した例も多いが、技術以前のさまざまな問題もある。つまり、従来のような人文科学分野に、デジタル・アーカイブなどの情報技術をもちこむ場合、例えば、研究資料として対象資料を利用したい側と、その資料を所蔵する側の著作権など、技術以前に取り組まなければならない多くの前提がある。こうした問題点を、1、2具体例をあげて考えてみたい。
2008年9月 3日
赤間 亮 (第1日・第1部)
赤間 亮 (立命館大学大学院文学研究科・教授)
「芸術文化研究におけるWeb画像DBの活用 -浮世絵研究を事例に-」
博物館や美術館に収まってしまったものは、一般的に特別な研究的人脈を持たなければ、研究ができず、それが展覧会などで公開されるまでは、外部の研究者の研究資源とならない。博物館にとっては、所蔵品を公開するためには、それが何物であるかを解明し、公開に耐えられるだけの修復を施さなければならない。資料を持つ者は、「所有権」があり、「情報操作の特権」を有している。こうした構造上、閉鎖的にならざるを得ない、「業界」に風穴を開けたのが、所蔵品の画像DB公開であり、所蔵者側の論理では、運営資金獲得のため切り札、あるいは踏絵として、各国とも、このWeb所蔵品画像DBの構築は、緊急の課題となってきている。
こうした動きの中で、研究者は、特別な人脈がなくとも格段の情報量を保有できることとなったが、情報操作の特権を放棄した所有者に対して、研究者はどのように研究成果を公開し所有者にバックしつつ、情報共有化すべきなのか。発表者が展開する浮世絵における事例を紹介しながら、その方法を提案していきたい。
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