2014年7月12日

分業から協業へ -大学が、若冲と京の伝統工芸を未来に繋げる-

分業から協業へ
-大学が、若冲と京の伝統工芸を未来に繋げる-

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(pdf.jpg PDF:3.4MB)

会 期: 2014年7月12日(土)~13日(日)
10:00~19:30
場 所: 京都文化博物館 別館ホール
入場料: 無料

主 催: 文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「京都における工芸文化の総合的研究」(立命館大学)木立研究室、立命館大学アート・リサーチセンター
共 催: ZONE きものデザイン研究所(プロデューサー:伊藤剛史)、立命館大学文学部 京都学専攻
協 力: 華道家元 池坊、立命館大学映像学部 細井研究室、株式会社山本合金製作所、株式会社 京からかみ 丸二、有限会社鷲野染工場、UVartSCREEN、伏見人形窯元 丹嘉、公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館、エツコ&ジョー・プライス


 長い歴史と高い技術力を誇る京都の「伝統工芸」。その特徴のひとつに「分業」という制作スタイルがあります。細かく分かれた製作過程それぞれに独立した専門の職人がおり、各工程でレベルの高い仕事を行うことでより良い形で完成できるのです。しかし、職人の高齢化や売り上げの不振などにより、「分業」のスタイルを含めた従来のモノづくりの方法を継続することは現在困難になりつつあります。
 立命館大学文学部木立研究室では、こうした伝統工芸の現状の記録と、伝統工芸のあたらしい形を模索されている職人さんたちの取り組みを応援するため、いくつかのコラボレーション企画を実施してきました。2013年度には、エツコ&ジョー・プライスご夫妻のご協力を得て、伊藤若冲作品をもとに京友禅の着物をZONEきものデザイン研究所と協力して制作しました。さらに華道家元池坊のご協力を得、「伝統」の継承と新たな創造を目指す本展の趣旨を作品で表現していただきます。
 大学という異分子が加わることにより、職人たちがそれぞれに仕事をおこなう「分業」から、ともに力をあわせさらなる発展をとげる「協業」へと進化する。伝統工芸を未来へ繋げる私たちのチャレンジをご覧ください。


[関連イベント]
ギャラリー・トーク [無料・事前予約不要]
日時: 2014年7月12日(土)・13日(日)
両日14:00~/16:00~

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