2008年9月 3日

大槻 知史 (第2日・若手研究者海外派遣成果報告会)

大槻 知史 (立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)

「文化遺産・歴史的まちなみをコミュニティで守り続けるには -アユタヤ遺跡・タイ王宮所有地区の事例から-」
How to Preserve/ Conserve Historical Districts by Residents Themselves? –Case Studies of Thailand–

 法制度や予算上の課題の多い東南アジアでは、行政の力だけで文化遺産や歴史的まちなみを保全することは難しく、そこに住む人々の協力が重要となります。本発表では、タイ王国の世界遺産アユタヤ遺跡と王宮所有地の事例から、住民が自分たちの手で歴史的まちなみや文化遺産を災害や乱開発から保全するための方法を考えていきます。この発表が、単なる事例研究を超えて、歴史都市・京都に住む皆さんが地域の遺産やまちなみを守り続けるための参考になれば幸いです。
 

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