2014年1月 8日

日本伝統芸能の国際化 ―世界文化としての能楽―

立命館大学赤間研究室企画の特別講座を開催します。

立命館大学アート・リサーチセンター特別講座|仕舞と講演
日本伝統芸能の国際化 ―世界文化としての能楽―

  20140108_WS_A4.jpg btn_dl.jpg
(pdf.jpg PDF:2.5MB)

日時: 2014年1月8日(水) 16:30-18:30
場所: 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター 多目的ルーム
参加: 予約不要・参加費無料

【概要】
さまざまな分野でのグローバル化が進む中、日本の伝統的な文化もその大波に捲き込まれています。
今回、イタリアからペレッキア・ディエゴ氏を迎え、「日本の能」を成り立たせる制度に関する研究成果についてお話をしていただきます。また、能楽の国際化を実践している金剛流宇髙通成師を迎えて、対談形式により「日本」の能楽がどうあるべきかを考えます。能楽の実演(仕舞)も併せて鑑賞いたします。


プログラム:
16:30- ご挨拶
16:40- 実演
仕舞 「敦盛キリ 髙谷大悟
  「巴」 宇髙徳成
  「八島」 宇髙竜成
  「実盛」 宇髙通成
17:00- 休憩
17:10- 講演
「能界に於ける素人の役割」
ペレッキア・ディエゴ
(髙谷大悟)
17:45- 対談
宇髙通成×ペレッキア・ディエゴ
18:30 終了予定


講師プロフィール:
宇髙通成(うだかみちしげ)

Udaka_photo_rgb.jpg シテ方金剛流能楽師。重要無形文化財総合指定保特者。
1947年生。金剛宗家・二世金剛巌師に師事。これまでに「翁」「道成寺」「卒都婆小町」「木賊」「鸚鵡小町」などを披く。1985年 国際能楽研究会(INI)創立。1986年 日米文化交流の会・能楽公演団長。松山藩お抱え能役者の家系を継ぐものとして、1991年には初世宇高六兵衛喜太夫追善能を開催し、1997年に明治まで続いた松山稽古舞台を再興。外国人を含む20名の師範を育成し、その内9名が能楽協会員(プロ)として活躍するなど、能楽の国際化に多大な貢献をしている。
 
ペレッキア・ディエゴ/髙谷大悟(たかや だいご)

pere_photo_rgb.jpg 2013年度国際交流基金フェロー。立命館大学衣笠総合研究機構プロジェクト研究員。
1979年生。2006年に国際能楽研究会(INI)ミラノ支部会員。2007年に金剛流宇髙通成師に師事し、2012年に来日。宇髙師の指導のもとに能を学び、師範の免許を目指している。仕舞、舞囃子、地謡等を経験し、2013年金剛能楽堂で「清経」のシテとして初めて舞台に立つ。2011年にロンドンのロイヤル・ホロウェ イ大学大学院演劇学部博士課程修了。主な論文に「ヨーロッ パ演劇における能楽の受容・美学と倫理」。イタリア、英国で 日本伝統芸能を広めるため、講演、ワークショップ等を実施。執筆活動も盛んに行っている。


※インターネットからもご覧いただけます。(Ustream: http://www.ustream.tv/channel/dh-jac-ustream-tv
 


Live streaming by Ustream


企画: 立命館大学 赤間研究室プロジェクト・エイト
主催: 立命館大学 アート・リサーチセンター
問合せ: 立命館大学アート・リサーチセンター事務局
〒603‐8577 京都市北区等持院北町56‐1
TEL: 075‐466‐3411(月~金 9:00~17:30)
e-mail: arc-jimu■arc.ritsumei.ac.jp(■を@に変えてお送り下さい)

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