2010年7月22日

嶋崎聡子氏による講演「書斎から桟敷へ―『東海道四谷怪談』のテキストとパフォーマンス」

立命館創始140年・学園創立110周年記念企画の一環として、本拠点の若手研究者による自主企画として、連続公演会を開催します。第2回目はコロラド大学ボルダー校の嶋崎聡子准教授をお呼びし、講演会を行います。

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【概要】
立命館創始140年・学園創立110周年記念
[若手研究者企画]アート・リサーチセンター連続講演会2
「書斎から桟敷へ
   —『東海道四谷怪談』のテキストとパフォーマンス」

講師: 嶋崎聡子 (Assistant Professor, University of Colorado at Boulder)

■日時: 2010年7月22日(木) 18:00- 19:30
■場所: 立命館大学 アート・リサーチセンター 多目的ルーム [参加無料・予約不要]
■主催: 文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
■企画: 「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」ポストドクトラルフェロー

■問合せ先:
立命館大学アート・リサーチセンター事務局
〒603‐8577  京都市北区等持院北町56 ‐1
TEL 075‐466‐3411(平日9時~17時30分)
arc-jimu■arc.ritsumei.ac.jp(■を@に変えて下さい)

講師プロフィール、講演内容は、「続きを読む」をご覧ください。

立命館創始140年・学園創立110周年記念 アート・リサーチセンター連続展覧会・若手研究者企画連続講演会の情報 はこちらをご覧ください。

 

【講師プロフィール】

嶋崎聡子 (Assistant Professor, University of Colorado at Boulder)
2009年にコロンビア大学東アジア言語文化学部より日本文学の博士号取得。
現在はコロラド大学ボルダー校、アジア言語文化学部にて日本演劇と文学を教える。研究分野は鶴屋南北と歌舞伎、江戸戯作、出版と視覚文化、テキストとパフォーマンス理論など。
 

【講演内容】

 本講演では、鶴屋南北作『東海道四谷怪談』を題材にとりあげ、もともと舞台上の芸術のその上演のために存在した台帳が、20世紀初頭に読み物としてテキスト化されてゆく過程とその言説に注目し、本という媒体を通じて『四谷怪談』の解釈が変遷してゆくことを指摘する。また、以上の論がアメリカにおける日本演劇研究のフレームワークを基盤として書かれたことをふまえ、日本国内における研究成果との視点の相違を述べることによって、欧米における日本演劇研究の位置づけを明らかにする。その背景となる大学のカリキュラムの特色や、アメリカの日本学研究に何が必要とされてきたのかを、実際の教育現場における事例を紹介しながら考えていく。

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