株式会社キョーテック(京都市下京区)は、18,000枚もの型紙を今も所蔵しています。立命館大学アート・リサーチセンターでは、共同研究として2008年よりデジタルアーカイブを進め、2009年には撮影を終えてデータベースを構築しました。型紙には様々なモチーフが表現されていて、日本のデザインの豊富さやおもしろさ、そして彫刻技術の高さが伝わってきます。
本ブログでは、キョーテックコレクションの中から、季節に合わせた型紙やデザインを紹介していきたいと思います。型紙のデザインと絵画や工芸作品のデザインとを「比較しながら楽しむ」、新たな型紙の見方をご提案できればと思います。