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絵師：一養亭芳瀧
出版：慶応元年（1865）頃
判型：横大判錦絵１２枚揃のうち
所蔵：赤穂市立歴史博物館
作品番号：AkoRH-R0127-01Ⅰ-(2)-41-01～12は、後期上方絵を代表する絵師芳瀧の作。『仮名手本忠臣蔵』の各段を役者見立で描いた１２枚の連作で、慶応元年（1865）ごろの刊行と考証されている。各図赤の雁木模様の枠取りの中に主要な場面を描いており、人物は当代の江戸・上方を代表する役者総出演のような趣向で、壮観である。
大序を描く本図は、師直と若狭之助の一触即発の対立を判官が制止するところ。師直は３代目嵐吉三郎、判官は２代目尾上多見蔵、若狭之助は２代目実川額十郎、顔世は初代荻野扇女である。
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