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絵師：一養亭芳瀧
出版：慶応元年（1865）頃
判型：横大判錦絵１２枚揃のうち
所蔵：赤穂市立歴史博物館
作品番号：AkoRH-R0127-09山科の大星閑居。嫁入りを断られた戸無瀬と小浪が死のうとするところへ現れた本蔵が、わざと憎らしく大星父子をののしる場面。由良之助が襖の陰から様子をうかがっている。この後、本蔵は故意に力弥の槍で突かれ、聟引出に師直邸の絵図面を差し出し、力弥・小浪の一夜かぎりの結婚が成就する。由良之助は初代坂東亀蔵、お石は２代目尾上菊次郎、本蔵は５代目三枡大五郎、戸無瀬は初代市川新車、力弥は３代目中村翫雀、小浪は４代目嵐大三郎である。
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