B1-11 仮名手本忠臣蔵 九段目

絵師:国貞〈1〉
出版:文政(1818~30)後期
判型:大判錦絵3枚続
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0029-01~03

 山科の大星閑居が舞台。嫁入りを断られた戸無瀬と小浪が死のうとするところへ虚無僧姿の本蔵が現れ、由良之助妻お石にわざと悪態をつく場面を前景に描く。左奥には、九段目の冒頭「雪こかし」の場面が見える。右奥の一室には、本蔵が故意に力弥の槍に突かれた後、引出物として差し出した師直邸の絵図面を見ながら由良之助と力弥が討入りの手筈を打ち合わせる様子が描かれている。

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