B1-02 新版かな手本忠臣蔵十一段つゞきの内 四段目

絵師:芳虎
出版:天保(1830~44)
判型:大判錦絵(横絵)
所蔵:赤穂市教育委員会市史編さん室
作品番号:AkoCH-S0025_04

 B1-02、07、12、15、18は、『仮名手本忠臣蔵』各段を11枚にわたって描く揃物の5枚。各図とも、舞台で演じられる複数の場面を一つの画面に描き込んでいるのが特徴である。いくぶん画面が繁雑な印象はぬぐえないが、このシリーズを通して見ると、物語の展開を網羅的に把握することができる。

 右方の室内に「花献上」、左上方に「判官切腹」、左下方に「城明け渡し」を配している。

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