開催にあたって
2007年6月にスタートした文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)は、歴史都市京都を中心とした日本文化・芸術コンテンツを対象に、デジタル・ヒューマニティーズに基づいた人文科学研究のさらなる深化を図ることを目的としている。
そこでは、最先端の情報技術(アーカイブ、データベース、地理情報システム、Web2.0など)を最大限に活用して、有機的な日本文化・芸術コンテンツの公開・共有・活用を実践し、世界における日本文化・芸術の研究ポータルとしての役割を担うこと、新しいコンセプトの人材交流システムの構築と、研究コンテンツの世界規模での共有化を実現し、日本文化・芸術研究の世界的人材育成拠点を形成すること、グローバル・ハブとしての教育研究機能を歴史都市京都に形成することなどを目指している。
その結果、日本における日本文化研究と世界における日本文化研究の間にしばしば見受けられる食い違いを解消し、人文科学の将来を切り拓くべく、情報技術を駆使した新しい人文科学像を創りだすことが期待されている。
今回、その教育・研究活動の中心を担っている本拠点の研究メンバーに加え、世界におけるデジタル・ヒューマニティーズ分野の第1線で活躍中の研究者を交え、この2年間の本拠点の活動を振りかえるとともに、さらに今後の進むべき道筋を明らかにすることをテーマとした第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム(DH-JAC2009)を開催する。
講師
※50音順
青柳 正規
赤間 亮
石上 阿希
イアン・グレゴリー
イーロ・ハイホネン
稲葉 光行
エイブラハム・シュレーダー
大槻 知史
大野 晋
大矢 敦子
川嶋 將生
セーラ・トンプソン
鶴田 清也
ニール・フライスタット
八村 広三郎
ヘレナ・ホンクーポヴァ
水田 哲生
矢野 桂司
ヨーゼフ・クライナー
リチャード・ビーチャム
ロジーナ・バックランド
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