DH-JAC2009 第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム

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略 歴

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鶴田 清也
つるた せいや

立命館大学大学院理工学研究科博士課程後期課程D3。本拠点リサーチ・アシスタント。
1977年愛知県生。情報工学(主に仮想現実感技術)。工学修士。

 コンピュータグラフィックスによるキャラクタアニメーションやバーチャルリアリティ(仮想現実感)に関する研究に従事。現在、モーションキャプチャシステムを用いたバーチャルアバタとのインタラクションに関する研究を行っている。


■ 最近の論文・発表

「バーチャルダンスコラボレーションシステムのための実時間動作認識」(共著、「映像情報メディア学会誌」 Vol.62、No.6、2008)
国際学会での発表に「Real-Time Recognition of Body Motion for Virtual Dance Collaboration System」(共同発表、17th International Conference on Artificial Reality and Telexistence (ICAT 2007)、November, 2007.)がある。


要 旨


「バーチャルダンスコラボレーションシステムのための音楽からの感性情報抽出」

 我々はライブダンサーとバーチャルダンサーがダンスコラボレーションを行うことのできるシステムを提案している。現在までに提案したシステムでは、ライブダンサーは音楽に合わせてダンスを踊るが、バーチャルダンサーはデータベース中の動作クリップから動作を選び出している。しかし、ダンス動作は音楽から大きな影響を受けるため、コラボレーション中に音楽が変化した場合、バーチャルダンサーの動作もそれに伴って変化する必要がある。  本研究では、音楽から感性情報を抽出し、その感性の変化に伴いバーチャルダンサーの動作を再構築することを目指す。