DH-JAC2009 第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム

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略 歴

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ロジーナ・バックランド
Rosina Buckland

大英博物館研アジア部日本課リサーチ・アシスタント。
 >大英博物館サイトのプロフィール

 2008年、ニューヨーク大学にて「瀧和亭(1830〜1901)と日本の19世紀後半における文人画の変革」で博士号を取得。現在、大英博物館アジア部日本課にて、リサーチ・アシスタントとして、主に日本海外の調査と展示替えを行っている。

 1999年9月〜2000年8月、大英博物館日本部で博物館助手として勤務、所蔵品のインターネットデータベースのために、日本絵画について、調査研究・解説の執筆を行う。また、展覧会「神道:古代日本の聖なる美術」の準備を担当。

 2003年夏、ゲストキュレーターとして「黄金の夢 −ニューヨーク所蔵の日本障壁画』展(アジア協会、ニューヨーク、2004年1月13日〜8月15日、http://www.asiasociety.org/arts/japanesescreens/index.html)の企画、カタログの執筆を行う。



■ コメント

 各国の研究者の方々との実りある意見の交換と、世界中の文化機関で進行中の興味深いデジタル・プロジェクトについて学ぶことを楽しみにしております。

要 旨


「大英博物館を世界に −コレクションをオンラインで」

 2008年12月現在、大英博物館のオンライン・データベースは、約85万点のコレクションを網羅し、現在も続々とデータのアップを行っている。こういったデータベース化は、世界中の人々が、教育・研究のためにコレクションにアクセスすることを可能にすることをその主要目的とする。今回の発表では、大英博物館のオンライン立ち上げの歴史的瞬間までの経緯と、コレクション・データベースの歴史、データベースの強みを概説する。また、デジタル化・研究の共同プロジェクトにも言及し、大英博物館コレクションというその根本にあるリソースの将来的展望を語る。