DH-JAC2009 第1回日本文化デジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム

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略 歴

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ヘレナ・ホンクーポヴァ
Helena Honcoopová

プラハ・ナショナルギャラリー 東洋美術コレクション部部長。

 カレル大学 (チェコ共和国・プラハ市) より博士号取得。チェコにおける代表的な日本美術・文学の専門家。博士。

 1994年よりプラハ・ナショナルギャラリーで学芸員を勤め、2003年以降東洋美術コレクション部部長、2004年からthe European Network of Japanese Art Collections (Enjac)の理事も務める。


■ 主な編著

『プラハ・ナショナルギャラリー所蔵日本絵画美術』(太田記念浮世絵美術館、1994)
『プラハからの美のたより −里帰りの日本美術−』(京都国立博物館、2002)
『国貞 −浮世絵後期の巨匠 the Late Master of Japanese Woodcut ( Kunisada- mistr pozdniho japonskeho dřevořezu, a descriptive catalogue with 420 prints) 』(プラハ・ナショナルギャラリー、 2005)
 この他に、浮世絵、日本文学・美術・書について多数ある。


要 旨


「チェコ共和国における日本美術品コレクションとそのデジタル化」

1. チェコの日本美術工芸品 −国家レベルの主要コレクションが1つ、地方レベルでのコレクションが5つ、この他に、チェコの各地に点在する城に小規模な東洋美術コレクションがその動産として存在する。
2. 1つの国家レベルの主要コレクション、プラハ・ナショナルギャラリーの東洋美術コレクションと、国立美術館(Náprstek Museum)のアジア美術部門へのアクセス方法としてのデジタルの利用。
3. ヨーロッパにおける日本美術コレクションのネットワーク、ENJAC創立の試みを例にした、デジタルを媒体とした研究に向けての国際協力発展への将来的方向性、その目的と限界。