絵師:歌川国芳
出版:天保6年(1835)
判型:横大判錦絵12枚揃のうち
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0367-01
六段目は、山崎のおかるの実家、与市兵衛住居が舞台。やむなくおかるを祇園の廓一文字屋に引き渡した後、訪ねてきた原郷右衛門・千崎弥五郎(初摺の記載は矢五郎)の2人を勘平とおかるの母が門口のところで出迎える場面である。天保6年(1835)8月森田座の舞台に取材したもので、役者は郷右衛門が3代目市川寿美蔵、おかる母が2代目叶珉子、弥五郎が市川清十郎、勘平が沢村訥升である。