E2.2.09.2 忠臣義士高名競 二十二 角野重平次次房

絵師:歌川国芳
出版:弘化4年~嘉永元年(184748
判型:大判錦絵揃物のうち
所蔵:赤穂義士会
作品番号:AkoGA-G0024-01

 角野重平次次房(実名は杉野十平次次房)と岩田与五右衛門の立回りを描いている。祐筆部屋の物置で、岩田の鋭い太刀先に槍で応戦するもつまずき倒れかかったところ、岩田の振り上げた刀の切っ先が鴨居に掛けていた紙くず籠のヒモを切り、紙くずが雪のように四方に飛び散るところである。

E2.2.9.3 と同じ「二十二」の通し番号が付けられている。いずれかが誤記であろう。