E2.2.09.1 忠臣義士高名競 十三 岡地馬八十右エ門常樹
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絵師:歌川国芳
出版:弘化4年~嘉永元年(1847~48)
判型:大判錦絵揃物のうち
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0528
「忠臣義士高名競」は、敵方と1対1で戦う義士を描くシリーズで、25図の刊行が確認されている。画面右上もしくは左上に描かれた二つ巴紋入りの刀の鍔のコマ絵にシリーズタイトルを記し、上部余白に一筆庵(渓斎英泉)が図に対応するように討入り戦闘時の様子を書いている。
本図は、シリーズ第13図で、岡地馬八十右衛門(実名は岡嶋八十右衛門常樹)が敵方の西藤十郎兵衛(実名斎藤十郎兵衛)に襖越しに刀を打ち込むところが描かれている。