E2.1.1.06 仮名手本忠臣蔵 六段目

絵師:歌川国芳
出版:安政元年(1854)
判型:横大判錦絵12枚揃のうち
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0036-06

 六段目はおかるの実家与市兵衛の住居が舞台。おかるを引き取りにきた祇園の廓一文字屋の話を聞くと、おかる身売りの半金50両を入れて与市兵衛に渡したのが縞の財布であったことがわかり、勘平は昨夜撃ち殺したのは舅であったと思い込む。そして、しかたなくおかるを一文字屋に引き渡す、という別れの場面。この後、勘平は進退窮まって腹を切る。