E1.1.5.03 忠臣蔵 三段目

絵師:歌川広重〈1〉
出版:嘉永2~3年(184950
判型:横大判錦絵12枚揃のうち
所蔵:立命館ARC
作品番号:AkoCH-S0024-03

 三段目は「裏門合点」が描かれている。主君刃傷のときに恋仲のおかると情事にふけっていた勘平が、表門から入れてもらえず、あわてて裏門へ駆けつけたものの、大事の場に居合わせなかった責任を感じて切腹しようとする。それをおかるに止められ、ひとまずおかるの郷里山崎へ落ちていくこととなる。そこへ師直家臣の鷺坂伴内が家来を引き連れて現れ、おかるをさらおうと襲いかかる場面。