E1.1.4.03 忠臣蔵 五段め

絵師:歌川広重〈1〉
出版:天保14年~弘化3年(184346
判型:横小判錦絵12枚揃のうち  
所蔵:立命館ARC
作品番号:arcUP6491

 五段目の山崎街道の場では、斧定九郎が与一兵衛を刺し殺して金を奪うところを描く。本文にも「又も降りくる雨の足」とあり、雨が降っていることは確かではあるが、突き刺すような雨の描写が印象的。二人の人物よりも雨こそが主役である一枚のようだ。