E1.1.2.04 忠臣蔵 五段め

絵師:歌川広重〈1〉
出版:天保14年~弘化3年(184346
判型:横大判錦絵12枚揃のうち
所蔵:立命館ARC
作品番号:arcUP1176

五段目、山崎街道の場。夜の闇に包まれた峨峨たる山々。ほくそ笑みながら光り輝く金五十両を数えているのは斧定九郎である。金は与一兵衛を殺して奪ったもので、その死骸は既に谷底に蹴落とされ、ただ菅笠や消えた提灯ばかりがそこに残されている。