C1.2.32 「大星力弥」

絵師:無款
出版:嘉永6年(1853)
判型:中判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0342

 嘉永6年(1853)3月、角の芝居の『仮名手本忠臣蔵』に取材している。2代目片岡我童(後の8代目片岡仁左衛門)扮する大星力弥を大首絵に描く。衣装やポーズから、城明渡しの場の舞台姿であろうか。なお、この上演は25段から成り、我童は判官・力弥・勘平の3役を演じている。