B3-10 皇国二十四功 大石内蔵助良雄

絵師:芳年
出版:明治14年(1881)
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0253


 「皇国二十四功」と題されたシリーズの1枚で、大石内蔵助を描いたもの。「茅野三平討死」と書かれた札を付けた槍を肩にかけ、陣太鼓のバチを振り上げている。大石の傍らには奥田貞右衛門が控えている。討入り装束の裾などが風になびき、画面に動きが与えられている。

 上部には転々堂主人(3代柳亭種彦)( りゅうていたねひこ)が略伝を書いている。