絵師：広貞
出版：嘉永１年(1848)
判型：中判錦絵
所蔵：赤穂市立歴史博物館
作品番号：AkoRH-R0334

　
　５代目市川海老蔵と改名し、江戸追放により上方で活躍していた時期の作品。嘉永１年(1848)3月大坂・中の芝居での『いろは仮名(がな)四十七訓(しじゅうななもじ)』に取材した大首絵シリーズの１枚。描いたのは、嘉永～安政期の上方役者絵復興の中軸を担った五粽亭広貞。「忠烈義士伝」と題されたこのシリーズは、片岡市蔵の寺岡平右衛門、実川延三郎の早野勘平など６枚が出版された。