2011年7月 5日

第109回GCOEセミナー

1. 「歌舞伎公演における配役の世代間比較
"A Comparison between Generations of the Cast in Kabuki Performances"
講師坂部 裕美子 (日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D2)

2. 「豊国と源氏絵」
"Genji-e drawn by ToyokuniⅢ"
師:二俣 希 (RA / 日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D1

日 時:7月5日(火) 18:00-19:00(6限)

場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】 インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
 
※ 一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/jimu/GCOESeminar/haifu-index.html

 

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

1. 坂部 裕美子「歌舞伎公演における配役の世代間比較」
 近年、歌舞伎俳優の層が薄くなっていると感じられることがある。その理由には、俳優数の絶対的な減少や、劇団制の崩壊といった劇界の構造の変化が考えられるが、一部には「若手たちが、研鑽を積むべき重要な時期に安易に主役をやっている」という批判もある。
本発表では、戦後の歌舞伎公演データベースを使用して、歌舞伎俳優の「親」「子」それぞれが実際に担当してきた役にどのような違いがあるのかを比較し、この批判の妥当性を検証する。

2. 二俣 希豊国と源氏絵」
  『偐紫田舎源氏』の挿絵を描いたことで有名な三代目歌川豊国であるが、浮世絵でも、いくつかの源氏物語に関するシリーズを残している。上方では、豊国の絵をまねたと思われるシリーズが作られており、豊国と源氏絵の関わりは無視出来ない。本発表では、『偐紫田舎源氏』が出版された後に刷られたと考えられる、豊国の浮世絵を取り上げ、『偐紫田舎源氏』との関わりについて述べたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 「歌舞伎公演における配役の世代間比較
"A Comparison between Generations of the Cast in Kabuki Performances"
講師坂部 裕美子 (日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D2)

 

2. 「豊国と源氏絵」
"Genji-e drawn by ToyokuniⅢ"
師:二俣 希 (RA / 日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D1

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