2010年11月 9日

第93回GCOEセミナー

1. 近世京都の神社氏子区域に関する一考察(仮)
A Study of the Parish (Ujiko-kuiki) in Early Modern Kyoto
本多健一(RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D3)
 
2. 京町家調査に関わる質的なデータの分析
Analysis on qualitative data related to Kyo-machiya Community Building Survey
松本文子(PD / 歴史地理情報研究班)
 
3. 三代清風与平作《水彩磁鳳凰紋花瓶》について
Vase with Phoenix by Seifu Yohei III
前﨑信也(PD / 日本文化研究班)
 
日 時:11月9日(火) 18:00-19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】 インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
 
※ 一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、s_maezaki@yahoo.co.jp まで、その旨ご連絡ください(担当、前崎)。
※本拠点研究メンバー ですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2010/haihusiryo-index.html

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

【要旨】

2.松本文子「京町家調査に関わる質的なデータの分析」
歴史地理情報班で実施した第III期京町家調査では、外観調査軒数が約56,000軒とその規模の大きさに注目が集まりがちであるが、調査においては京町家や通り景観の写真、調査参加者によるプレゼンテーションの発話データ、京町家居住者の意識調査といった定性的なデータも収集し、多面的な研究視点を確保している。定量的な調査結果が10月初頭に京都市により広報された一方、定性的なデータは現在鋭意分析中ではあるが、本発表ではプレゼンテーションの分析、意識調査アンケートの分析結果について述べる。

3 前崎信也 「三代清風与平作《水彩磁鳳凰紋花瓶》について」
デジタル・ヒューマニティーズの1分野であるデジタル・アーカイブは世界中の美術館・博物館でその構築がすすめられており、特に近年目覚ましい成果をあげ始めている。しかしながら、その構築にかかる労力の一方、データベース研究は扱う素材が人文系資料であっても、人文系研究者の業績として高い評価を得ることは困難な状況がある。そのため、特に美術や工芸を専門とする若手研究者は、従来型の研究とDH型の研究を並行して進めなければならない。本発表では人文系の若手研究者によるDH関連研究の限界について、三代清風与平作《水彩磁鳳凰紋花瓶》の研究を例に述べる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1. 近世京都の神社氏子区域に関する一考察(仮)
A Study of the Parish (Ujiko-kuiki) in Early Modern Kyoto
本多健一(RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D3)
 
 
 
 
2. 京町家調査に関わる質的なデータの分析
Analysis on qualitative data related to Kyo-machiya Community Building Survey
松本文子(PD / 歴史地理情報研究班)
 

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