2010年5月11日

第76回 GCOEセミナー

 

■第76回 5月11日(火)

1. 本多健一(RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D2)
「中世京都の祭礼における 鉾の変容-その基礎的考察(後編)-」
Changes of Hoko (Pike) as Festival Tool in Medieval Kyoto (The Latter Part)

2. 赤間亮  (事業担当推進者/日本文化研究班/文学部教授)
「日本文化研究のための画像ポータルDBとプライベイトDB」
The Image portal database for study of Japanese culture and the private database

日時:5月11日(火) 18:00-19:00(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
 【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
 
※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、ak-ishi■lt.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、石上)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2010/haihusiryo-index.html

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

【要旨】

1.本多健一「中世京都の祭礼における 鉾の変容-その基礎的考察(後編)-」
 

中世における京都の祭礼では、古代の武器に淵源をもつ鉾という祭具が、
祭礼行列の中で審美的な鑑賞の対象とされたり、宗教的に特別視されると
いった現象が生じた。本発表では、祇園祭・賀茂祭を報告した前回に引き
続き、それ以外の祭礼における現象に関して基本的な事実を提示し、あわ
せて京都特有の祭具といえる「剣鉾」の起源についても、絵画史料を中心
に若干の考察を加えたい。

 2.赤間 亮「日本文化研究のための画像ポータルDBとプライベートDB」

  ARCモデルのデジタルアーカイビングは、資料や作品を実際に研究する研究者本人がデジタルアーカイブ作業を行い、画像や映像を伴ったイメージデータベースを構築、自らの研究をDH化していくものである。しかしながら、すでに、Web上に存在する様々な研究資源の量は、単に個人の営みによる収集では追付かない段階にある。できうる限り共同化・自動化によって情報検索を単純化して、効率を上げていく必要がある。今回は、昨年度日本文化班で力を入れてきた古典籍データベースを題材に、ポータルDB化しつつあるARCデータベースの実状とメンバーがプライベートな感覚で自然と作り上げていっているDBについて紹介し、技術面・発想面でのセミナー参加者からの助言と情報学との共同プロジェクトの可能性を探りたい。 

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