2009年7月28日
第58回 GCOEセミナー
1.「諸データベースの集約と利用者教育について」
講師:米田 あい(立命館大学大学院文学研究科・M2)
2. 平安京 -貴族の移動経路から見て-
Heiankyo: from the viewpoint of Aristocrat's migration pathway
講師:吉田 真澄(立命館大学大学院文学研究科・M2)
3. 天神信仰の展開過程の一考察
A consideration of the spread of Tenjin worship
講師:中尾 芙貴子(立命館大学大学院文学研究科・M2)
4. 基本動作に着目した仕舞の形(かた)の分析
The analysis of Kata (Noh dance forms) in Shimai focused on the basic movements
講師:高橋 幸恵 (日本文化デジタル・ヒューマニティーズ教育プログラム 学外履修生)
日時:2009年7月28日(火) 18:00〜19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、okmt-t■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、岡本)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2009/haihusiryo-index.html
【要旨】
1. 米田 あい「諸データベースの集約と利用者教育について」
閲覧者として、研究者のみならず一般利用者をも想定して構築されるデータベースが各所に点在している。しかし、研究者と一般利用者とでは、アクセスしようとするものについて前提として持っている情報は異なり、またアクセス可能である情報にも違いがある。このことは、データベースのあり方にどのように影響するのか。諸データベースの集約と一般利用者の教育の現状に重点をおき、データベースの利用について考察する。
3. 中尾 芙貴子「天神信仰の展開過程の一考察」
菅原道真を「天神」として祀る天神信仰は、平安時代に成立し、京都北野天満宮をはじめとして、広く信仰されてきた。道真を祀る神社は現在10,000社以上あるといわれ「天満宮」や「北野神社」、「菅原神社」などという名称で全国各地にみられる。本報告では、それらの神社の分布や各神社の名称・由緒を手がかりとして天神信仰の展開の過程の一端を考えたい。
4. 高橋 幸恵「基本動作に着目した仕舞の形(かた)の分析」
能の舞は、謡・囃子に合わせた、複数の形(かた)の連続で構成されている。本報告では、能の仕舞を例にとり、仕舞の形(かた)が舞の構成部品としてどのように成り立っているのかを紹介する。また、仕舞のなかで、任意の形(かた)を舞うことに費やす時間配分を分析する。また、今後のlabanotationへの応用の可能性についても述べる。
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