2008年12月18日

番外編(Vol.9) GCOEセミナー

ゲスト・スピーカーをお迎えしての特別セミナーになります。

シリーズ・DHの可能性を考える
「壺中の天 -デジタル環境下における国文学(研究手法)の孤独」

講師:高木 元 (千葉大学文学部教授) 
 > ふみくら http://www.fumikura.net/index.php

企画:赤間 亮 (事業推進担当者 / 日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・教授)

※発表の要旨は「続きを読む」をご覧ください。
 
日時:2008年12月18日(木) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)

※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、nyoshi■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、西川)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。

 ※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
 http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt/haihusiryo-index.html
 

 

【要 旨】
高木 元 「壺中の天 -デジタル環境下における国文学(研究手法)の孤独」
 国文学研究における伝統的な研究手法は、デジタル環境の整備によって本質的な変化がもたらされたとは考えにくい。たしかに文献書誌情報や本文テキストや注釈の成果など、研究史上に蓄積された情報や知見、さらには一次資料が画像データとしてインターネット上に公開され世界中から参照しやすくなった。さらに必要な情報に到達するまでの時間やコストは格段に低くなったし、嘗て一生掛かっても触れられなかったほどの情報量にアクセスできるようになった。だが、それだけのことでしかないのかもしれない……。

【プロフィール】
高木 元 (たかぎ げん)
1955年1月生まれ。現職は千葉大学文学部教授。専攻は日本十九世紀小説史。著書に『江戸読本の研究-一九世紀小説様式攷-』(一九九七年、ぺりかん社)など。




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