2008年11月18日

第36回 GCOEセミナー

本拠点若手研究者の成果報告です。

1.「地図情報のカタログサイトの開発 -空間検索・分析機能の実装-」
Building a website of the catalog about web-based maps: the functions of spatial query and analysis

講師:桐村 喬 (RA3 / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D2)

2.「南北朝期の京都合戦 -軍事関係文書と軍記物語から-」
Battles in Kyoto during the Nanbokuchō Period:Seen from military tie documents and Gunki monogatari

講師:花田 卓司 (RA2 / 京都文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D3)

日時:2008年11月18日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)

※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、nyoshi■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、西川)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。

※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
 http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt/haihusiryo-index.html
 

1.桐村 喬「地図情報のカタログサイトの開発 -空間検索・分析機能の実装-」
 本研究は、位置情報をもつ本GCOE拠点の研究成果をWebを通して公開するプラットフォームの一つとして、WebGISを用いたシステムを開発する。
 今回の発表では、公開された研究成果に対する理解を助けるために実装する、空間検索および空間分析機能を、本システムに移植したバーチャル京都ウェブサイト上ですでに公開されている地図情報を例として紹介する。

2.花田 卓司「南北朝期の京都合戦 -軍事関係文書と軍記物語から-」
 合戦に参加した武士の戦闘記録であり、かつ後の恩賞請求のための証拠文書でもある軍忠状には、合戦の場所・相手・戦果が詳細に記される。当然、京都で合戦が起こった場合には京都の地名情報が記されるが、従来の中世京都研究において、軍事関係文書の情報が十分に利用されているとはいい難い。これを踏まえ、前回の報告では南北朝期の軍事関係文書にみえる京都の地名情報を抽出し、いかなる場所で合戦が行われたのかについて分析を加えた。本報告では、前回の成果を踏まえつつ、軍記物語などが持つ地名情報とも関連させながら、南北朝期の京都について検討したい。

 




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