2008年5月20日

第19回 GCOEセミナー

1.「古文書・典籍を対象とした文字管理システムの紹介と今後の計画」
On a Image Database System of characters in Japanese Historical Materials

講師:岡本 隆明 (ポストドクトラルフェロー / 日本文化研究班)

2.「地域の知を集める-協調的ナラティヴの蓄積による日本文化アーカイヴの構築」
Archiving of Knowledge in Region ~Research of Japanese Culture Digital Archives through the Collaboration on Archiving of Narratives

講師:稲葉 光行 (事業推進担当者 / Web活用技術研究班 / 立命館大学大学院政策科学研究科・教授)
   斎藤 進也 (ポストドクトラルフェロー / Web活用技術研究班)
 
日時:2008年5月20日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室(予定)
※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。
参加無料(予約不要)

 

【要 旨】
1.岡本隆明「古文書・典籍を対象とした文字管理システムの紹介と今後の計画」
報告者は、文書の筆跡の比較を利用した歴史学の研究を行なうために史料内の文字を整理・検索するシステムを作成している。また、兼務する大谷大学聖教編纂室では坂東本教行信証の翻刻作業にこのシステムを使用して、坂東本の異体字や訓点の整理を進めている。いままではもっぱら文字を対象としてきたが、日本文化研究班のプロジェクトで扱う絵画資料を対象として、文字に限定することなく「資料のどこになにがあるのか」を管理できるようにしたいと考えており、本報告ではこのシステムを紹介するとともに、今後の計画を述べる。


2.稲葉光行+斎藤進也「地域を知を集める-協調的ナラティヴの蓄積による日本文化アーカイヴの構築」
我々が開発した、地域に残る様々な個人の記憶を協調的に蓄積する「KACHINA CUBE」システムを、具体的な事例とともに紹介する。さらに、こうした個人の記憶が日本文化全体を研究する上でいかに重要かを考察する。

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