2008年1月22日

第14回 GCOEセミナー

1.「協調的なナラティヴの蓄積による日本文化アーカイヴの構築」
Research of Japanese Culture Digital Archives through the Collaboration on Archiving of Narratives

 講師:斎藤 進也 (本拠点研究支援者[RA]/立命館大学大学院政策科学研究科D5)

記録映像

2.「テレビゲーム音楽の研究-その構想と展望-」
Research of VideoGame music - Framework and development -

 講師:尾鼻 崇 (本拠点枠日本学術振興会特別研究員/立命館大学大学院先端総合学術研究科5)

記録映像

 
日時:2008年1月22日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室(予定)
※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。
参加無料(予約不要)

 

 

【要 旨】
1.斎藤 進也「協調的なナラティヴの蓄積による日本文化アーカイヴの構築」
Web技術研究班では、特定の地域の住民同士が、歴史や文化に関する物語としてのナラティヴ(narratives)を協調的に蓄積していくことによりデジタル・アーカイヴを構築し、当該地域の文化の維持、継承に役立てる仕組みづくりに取り組んでいる。
本報告では、Web2.0パラダイムにおいて活発化している協調的コンテンツ生成の原理とデザインについて考察した上で、上記の取り組みの一環として開発されたKACHINA
CUBEシステムの概要について述べる。

2.尾鼻 崇
発表者がこれまで行ってきた映画音楽研究の成果を土台に、映画と言う歴史あるメディアとテレビゲーム(ビデオゲーム)と呼ばれる全く新しいメディアの比較から、ゲーム音楽の特性の一端を明らかにする。とくに今回は、任天堂株式会社の初期のゲーム作品の分析が中心となる。また、テレビゲームという新しい分野の研究を行うにあたって、そのメディアの特性からも、まずは研究素材としてのゲーム映像の蓄積が急務である。
以上より、本発表ではゲーム音楽研究の構想および、そのデータベース化とデジタル・アーカイブの可能性について報告する。


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