2008年1月15日
第13回 GCOEセミナー
1.「デジタル映像での伝統文化保存 ~そのワークフローとハイビジョン化に向けた今後の展開~」
Preservation of the traditional culture with a digital image -The work flow and the future developments of the high-definition image-
講師:濱田 裕司 (本拠点研究員/立命館大学アート・リサーチセンター スタジオリーダー)
>記録映像
2.「知的診断支援~人体データ・診断手法のデジタルアーカイビングとその応用」
Digital Archiving of medical data and diagnosis methods in FCAD project.
講師:関口 博之 (立命館大学COE推進機構・准教授)
>記録映像
日時:2008年1月15日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室(予定)
※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。
参加無料(予約不要)
【要 旨】
1.濱田 裕司「デジタル映像での伝統文化保存 ~そのワークフローとハイビジョン化に向けた今後の展開~」
現在アート・リサーチセンタースタジオで行っている映像での伝統文化保存について、撮影からストリーミング配信といった一連の制作過程を追いながら、2007年11月に行った宇高会欧州公演で撮影した映像を交えて報告を行うことにする。近年、映像媒体においては新たなフォーマットが日々生み出されている。その中で伝統文化保存に適した手法・媒体とは何かということを、新しい映像圧縮技術の情報を参照しながら報告を行いたい。
2.関口 博之「知的診断支援~人体データ・診断手法のデジタルアーカイビングとその応用」
本発表では、発表者が長年携わってきた医用画像処理において、最後に関わったプロジェクトであるFCAD (future computer assisted diagnosis) について紹介する。
解剖学・診断学の古典として「解体新書」・「医学大全」がよく知られているが、本プロジェクトはその現代版にあたる「電体新書」・「電脳医学大全」の構築を目指すものである。これらにはそれぞれ病理解剖、診断手法に関する膨大な知識がデータベース化されるとともに、各参加グループが開発した数々の診断用ソフトウェアが搭載されている。
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