E1.1.7.11 忠臣蔵 夜打

絵師:歌川広重〈1〉
出版:嘉永2~5年(1849~52)
判型:横中判錦絵12枚揃のうち
所蔵:立命館ARC
作品番号:arcUP1758

 今日では『忠臣蔵』十一段目討ち入りの場面は、主に幕末期の脚本や演出に基づいて上演される。そこには、あわてて逃げる師直屋敷の女たち、戦って庭の池に落ちる塩冶浪士、両刀を持って奮戦する師直方の小林平八郎、などが登場するが、本図にもそれらの人々の姿が描かれている。