E1.1.7.02 忠臣蔵 二段め

絵師:歌川広重〈1〉
出版:嘉永2~5年(184952
判型:横中判錦絵12枚揃のうち
所蔵:立命館ARC
作品番号:arcUP1749

 二段目、桃井館の場。中央に描かれているのは家老の加古川本蔵。右にいる主君の桃井若狭之助が、明日は師直を斬るつもりだと打ち明けるので、「それならこの通りに」と言って庭の松の木の枝をすっぱりと切り落とす。左の後方に描かれているのは、本蔵の娘の小浪と、その許嫁で使者として桃井家にやってきた大星力弥。