E1.1.1.16 忠臣蔵 夜打六 焼香場

絵師:歌川広重〈1〉
出版:天保(183044)中期
判型:横大判錦絵16枚揃のうち  
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0035-16

 6図にわたって十一段目を描く最終図。「焼香場」と題されてはいるが、一党が亡君菩提所の入口までたどり着いたところである。右手高台の上に亡君の墓所があるのであろう。背後の江戸湾上には、義士たちの快挙を祝福するかのように朝日が昇っている。