B2-18-07 大星由良之助 坂東彦三郎

絵師:国周
出版:明治8年(1875)
判型:大判錦絵3枚続
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0120-01(AkoRH-R0120-01~03)

 明治8年(1875)3月東京・新富座で上演された『天満(てんまん)宮国字掛額(ぐういろはのかけがく)』の九段目「一力の娼楼」(しょうろう)の舞台に取材している。斬りかかる平右衛門(4代目中村芝翫)に、懐紙を投げて逃げるおかる(5代目尾上菊五郎)、2人の様子を見守る由良之助(5代目彦三郎)という構図は、『仮名手本忠臣蔵』七段目そのままである。