B2-18-06 忠臣蔵 四段目 由良之助 坂東彦三郎

絵師:国周
出版:明治8年(1875)
判型:四つ切判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0121_08

 「忠臣蔵 四段目」となっているが、明治8年(1875)3月の東京・新富座における『天満(てんまん)宮国字掛額(ぐういろはのかけがく)』に取材したものである。四つ切判24枚揃で、「大序」から「十二段目」まで各段2枚1組となっているが、「八段目」以降は実際の配役とは異なる部分もある。図は、5代目彦三郎扮する由良之助が判官切腹の場に駆けつけたところで、切腹しようとする判官(3代目中村翫雀)の図(AkoRH-R0121_07)と組になっている。

関連記事
  • B2-18-06a 忠臣蔵 四段目 塩谷判官 中村翫雀

    B2-18-06a 忠臣蔵 四段目 塩谷判官 中村翫雀

    絵師:国周
    出版:明治8年(1875)