B2-17-01 阪東寿三郎 大星由良之助

絵師:名取春仙
出版:昭和27年(1952)
判型:木版多色摺
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0137

 
 昭和26年(1951)頃から29年にかけて25枚が刊行された「新版舞台の姿絵」シリーズの1枚。3代目寿三郎が『仮名手本忠臣蔵』四段目の由良之助を演じる姿を大首絵で描いている。判官形見の九寸五分を懐中から取り出し、仇討ちの決意を固めるところ。背景には雲母(きら)(ずり)が施される。