A4-10 新板浮絵忠臣蔵 十一段目

絵師:国直
出版:文政~天保頃
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0015-11

足利家の紋所二つ引両、高師直の五三の桐、塩治判官の鷹の羽、大星の二つ巴を散らした額縁状の枠の中に、浮絵で『仮名手本忠臣蔵』各段の場面を描いた11枚の揃物。二段目は「力弥使者」と「松切り」の2場面を描き込んでいるが、基本的には各段を代表する1つの場面を選び出して作画している。風景描写の中に芝居から抜き出してきたようなポーズをとる人物を点景して描くのが特徴のシリーズ。

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