A2-05 忠臣蔵夜討大手ノ義士廿四人搦手ノ義士廿三人弐国橋会合図

絵師:国貞〈1〉
出版:天保年間
判型:大判錦絵3枚続
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0206-01~03

大星由良之助を頭領とする大手(表門組)の義士24人と、大星力弥率いる搦手(裏門組)の23人が、貮国橋(両国橋)を渡ったところで合流し、いよいよ目指す仇敵の屋敷へ夜討ちをかけようという場面。義士たちの紅潮してこわばった顔に終局6へと向かう緊張と期待が表現されている。また、遠近法を駆使して圧縮して描かれた橋の表現もみごとである。