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2011年2月18日
「外地」文学研究会(第13回)
「外地」文学研究会を下記の内容で行いました。
○日時:2月18日(金)16:00-18:00
○場所:立命館大学学而館アカデミックラウンジ
○内容:呉世宗『リズムと抒情の詩学』輪読(序章、1章):報告者・岩根卓史
2010年3月12日
「外地」文学研究会(第12回)
「外地」文学研究会を下記の内容で行います。
○日時:3月12日(金)17:00-18:00
○場所:立命館大学アート・リサーチセンター会議室
○内容:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』輪読(8,9,11章):岩根卓史
次年度活動計画
2010年2月12日
「外地」文学研究会(第11回)
「外地」文学研究会を下記の内容で行いました。
○日時:2010年2月12日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター会議室
○内容
(1)日本アーカイブズ学会参加報告
三上聡太
(2)イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』:第1章・第2章・第10章
岩根卓史
○参加者:3名
2009年11月13日
「外地」文学研究会(第10回)
「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:11月13日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター第二会議室
○内容:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』を読む―〈国語〉と〈言語的マイノリティ〉をめぐる考察
○テキスト:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』「第6章 「正音」の帝国」「第7章 国語学・言語学・国学」「第12章 手話言語と言語政策」
○報告者:岩根卓史
○報告者:岩根卓史
○参考文献
滝浦真人『山田孝雄―共同体の国学の夢』講談社、2009年
石川公彌子『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』講談社選書メチエ、2009年
澁谷智子『コーダの世界―手話の文化と声の文化』医学書院、2009年
○参加者:4名
石川公彌子『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』講談社選書メチエ、2009年
澁谷智子『コーダの世界―手話の文化と声の文化』医学書院、2009年
○参加者:4名
近代の日本語教育史や「国語」観念の検討は、「外地」日本語文学を読む際に避けて通れない問題である。
今回は報告者の関心に基づいて問題点をピックアップする形で、伊沢修二の言語教育観、江戸期の「国学」に対する明治期の「国語学」のスタンス、手話言語という「言語的マイノリティ」の考察を扱った章を取り上げた。
個人的には、言語/非言語の境界線を引くこと自体にともなう政治性という問題が強く意識された。
2009年10月 2日
「外地」文学研究会(第9回)
次回「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:10月2日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター第二会議室
○内容:韓国での日本語文学資料の所蔵について
○報告者:楠井清文
○場所:アート・リサーチセンター第二会議室
○内容:韓国での日本語文学資料の所蔵について
○報告者:楠井清文
○参加者:3名
2009年7月24日
「外地」文学研究会(第8回)
「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:7月24日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター第2会議室
○内容:研究紹介――キム・スング『李箱、欲望の記号』(ウォルイン社)を読む
○報告者:岩根卓史(本学博士課程)
○参加者:4名
○報告者:岩根卓史(本学博士課程)
○参加者:4名
○参考文献
・川村湊『〈酔いどれ船〉の青春』インパクト出版、2000年
・同『ソウル都市物語』平凡社新書、2000年
・崔真碩「〈近代の鳥瞰図〉としての李箱文学」、『李箱作品集成』作品社、2006年所収
・川村湊『〈酔いどれ船〉の青春』インパクト出版、2000年
・同『ソウル都市物語』平凡社新書、2000年
・崔真碩「〈近代の鳥瞰図〉としての李箱文学」、『李箱作品集成』作品社、2006年所収
→詳細は続きをご覧下さい。
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2009年6月26日
「外地」文学研究会(第7回)
「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:6月26日 17:00-18:00
○場所:アートリサーチセンター第2会議室
○テクスト:堀田昇一「モルヒネ」(『中央公論』1933・4)
○報告者:三上聡太(本学博士課程)
○参加者:3名
→詳細は続きをご覧下さい。
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2009年5月15日
「外地」文学研究会(第6回)
「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:5月15日 17:00-18:00
○場所:アートリサーチセンター 第2会議室
○テクスト:張赫宙「迫田農場」
○報告者:楠井清文
○参加者:5名
→報告の詳細は続きをごらんください。
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2009年1月22日
第5回・研究会報告
〈サハリン/樺太〉という複数のクロノトポス
―チェーホフ・譲原昌子・李恢成―
報告者:岩根卓史 参加者:2名
本報告は、「樺太」あるいは「サハリン」を題材とした作品を対象に、重層的な歴史を持つこの地域を文学がどのように描いたか、を論じたものだった。報告者は最初に、この地域が帝政ロシアの流刑地・日本の植民地・ソ連領と、度重なる変遷を辿ったことに触れて、一つの歴史的視点では位置づけが難しいと指摘した。そして樺太/サハリンをめぐる様々な視点を浮かびあがらせるために、時代も帰属する共同体も異なる三人の作家の作品を並列して取り上げたと、その意図を説明した。チェーホフが現在のサハリンでは「郷土の作家」とされているなど、新たな知見も多く有意義な報告となった。
討議では作品細部の位置づけや、相互の関連性についてより踏み込んだ解釈が聞きたいという要望があった。また日本文化DHと関係づけて、〈地域〉という観点から文学作品を横断的に見るというのは興味深いと考えられた。
2009年1月21日
「外地」文学研究会(第5回)
次回研究会は以下の通りです。
日時:2009年1月21日(水)17:30~18:30
場所:アートリサーチセンター第2会議室
報告者:岩根卓史氏
報告内容:〈樺太/サハリン〉という文学空間をめぐって
―チェーホフ・譲原昌子・李恢成―
テクスト:
・チェーホフ『サハリン島』(岩波文庫)
・譲原昌子「朔北の闘い」
(黒川創編『「外地」の日本語文学選 満洲・内蒙古/樺太』1996、所収)
・李恢成『サハリンへの旅』(講談社文芸文庫)
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