2009年12月 1日

第68回 GCOEセミナー

■第68回 12月1日(火)
1. 本多 健一 (RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D2)
「中世の京都祭礼における 鉾の変容-その基礎的考察(前編)-」
"Changes of Hoko (Pike) as Festival Tool in Medieval Kyoto (The First Part)"

2. 桐村 喬 (RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D3 / 日本学術振興会(JSPS)特別研究員DC1)
「京都市における地域名称を冠する建物の空間分布」
"Spatial Distributions of Buildings with Geographical Names in Kyoto"

3. 瀬戸 寿一(RA / 歴史地理情報研究班 / 立命館大学大学院文学研究科D1)
「写真資料のデジタル化による歴史的市街地の景観復原」
"On Restoration of Historical Urban Landscape by Digitalizing Photography Resources"

日時:2009年12月1日(火) 18:00-19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
 【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
 
※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、kkt27007■lt.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、楠井)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。

http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2009/haihusiryo-index.html

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

【要旨】
1.本多健一「中世の京都祭礼における鉾の変容(仮題)」
中世における京都の祭礼では、古代の武器に淵源をもつ鉾という祭具が、祭礼行列の中で特別に審美的な鑑賞の対象とされたり、宗教的に崇められるといった現象が生じた。本発表では、有名な祇園祭の山鉾だけでなく、その他祭礼における同様の現象についても、図像を含む基本的な事実を提示し、若干の考察を加えたい。

2.桐村喬「京都市における地域名称を冠する建物の空間分布」
本発表は、住宅地図データを利用して、京都市における地域名称を冠する建物の空間分布を検討する。そして、地域名称の種類別の検討を通して、地域名称間の空間的な関係性を解明することを試みる。

3.瀬戸寿一「写真資料のデジタル化による歴史的市街地の景観復原」
本研究は,デジタル化された過去の写真資料とGISを用いて,近現代京都の景観復原を試みるものである.近年,写真資料(古写真)のデジタルアーカイブが,民俗学や歴史学を中心に重要視されるようになり,GISやVRを用いた近年の景観復原に関する研究においても重要な資料と位置づけられている.個人の所有する古写真を用いて地図化や視覚化を行うことで,地域住民等からボランタリーに提供された情報が「地域知」として研究に活用される一方,継続性をもった研究成果の発信についての検討も必要である.

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