2009年7月 8日

番外編(Vol.11) GCOEセミナー

ゲストの講師をお迎えしてのセミナーになります。

1.「摺物の記号論: 歌や儀式の痕跡に基づいた意味」
The Semiotics of Surimono: The Construction of Meaning in Privately Commissioned and Distributed Woodblock Prints in Relation to Ritual and Poetic Precedents

講師:Daniel McKee氏(コーネル大学図書館)

 日時:2009年7月8日(水) 12:00〜13:00(ランチタイム)
※定例の火曜日ではないのでご留意ください。
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)

※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、okmt-t■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、岡本)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2009/haihusiryo-index.html

 Approaches to privately commissioned and distributed woodblock prints (surimono), both in Japan and abroad, have historically suffered from two fallacies: 1) that the surimono form originated with calendar prints (egoyomi), specifically those of the 1765 exchanges, and 2) that surimono functioned primarily as seasonal greeting or announcement cards.  This presentation, combining recent research from Japan and abroad, re-examines the origins and development of the surimono form in relation to earlier precedents and social uses, specifically those of ritual and poetic traditions, then explores how interpretation of the content and characteristics of this form is altered by this changed understanding.

 日本美術史の中で、日本においても海外においても、摺物の捉え方に二つの誤解があり、そのため、その解釈と歴史が分かりづらいものとなっていた。その一つは、摺物というジャンルが絵暦(特に明和の絵暦会)から生まれたという誤解であり、もう一つは、摺物が主として現在の年賀状や挨拶状の役割を果たしていたという理解の誤解である。今回の発表では日本と海外の最新研究のずれを埋めながら、摺物の誕生と役割の真の意味を探り直すことを目的としている。つまり、摺物が伝統的な歌や儀式の慣習に基づいていることを理解することで、摺物の特徴や内容を新しく解釈することができるのである。

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