立命館大学グローバルCOE　GCOEセミナー

2009年7月21日

第57回　GCOEセミナー

1.「応仁・文明の乱における京都合戦」
Battles in Kyoto during the Ōnin-Bummei disturbances

講師：花田 卓司（RA2 / 京都文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D4）

 2.「From Museum display systems to databases, or how is art history produced?」
美術館の陳列システムからデータベースへ、または美術史学の作り方

講師：Bincsik Monika（RA1 / 日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D1）

3. DH2009参加報告会（2）

講師：DH2009参加者

日時：2009年７月21日（火）　18:00〜19:30（6限）
場所：【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター　多目的ルーム
【BKC】インターネット（Power Live）をご利用ください。
参加無料(予約不要）

※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、okmt-t■fc.ritsumei.ac.jp（■を@に置き換えてください）まで、その旨ご連絡ください（担当、岡本）。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます（期間限定）。
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2009/haihusiryo-index.html

【要旨】

1. 花田 卓司「応仁・文明の乱における京都合戦」

　報告者は以前、軍事関係文書を主な素材に、南北朝期の京都合戦の様相や京都市街地域の輪郭を提示した。本報告では、室町期において京都を主戦場とした、応仁・文明の乱（1467～1477）について、古文書・古記録類から合戦が行われた場所や戦火を蒙った地名を抽出し、同様の検討を試みたい。今回は、応仁・文明の乱でも特に京都での戦闘が激しかった応仁年間（1467～1468）を取り上げ、南北朝期の京都合戦との比較検討を行う。

2. Bincsik Monika「From Museum display systems to databases, or how is art history produced」

　In this paper I examine the connections between “display systems” and art history writing, in other words the interplay of museology principles and practices of art history writing from the point of view of transforming artworks into comparable data. I will discuss exhibition orders and museum designs from the sixteenth century through the early twentieth century to describe systematization concepts. Museums have tended to estrange the works of art they accumulate from their original function and transform them into “objects”, confront works of art with other works of art. Comparing artworks for a long time was a work of memory, later photography became the indispensable technology of modern art history - how digitalization will change the state of art?

3. DH2009参加報告会（2）

　6月下旬にアメリカのメリーランド大学で開催された国際カンファレンス、デジタル・ヒューマニティーズ2009（DH2009）では、本拠点から多くの発表をを行いました。7月14日17:00～17:50に第一回の報告会を行い、今回はその続きになります。

発表インフォメーション | by PD | 記事詳細 | コメント[0] | トラックバック[0] [編集]

コメントする