2009年4月28日
第47回GCOEセミナー
今年度の新研究メンバーの発表になります。
1.「後鳥羽上皇の政治課題と公事・宗教儀礼」
Political Issues Faced by Retired Emperor Go-Toba in Relation to Court Ceremonies and Religious Rites
講師:谷 昇 (研究員 / 京都文化研究班)
2.「日本的アニメーション/CG技術伝播に関する一考察:中国デジタルコンテンツ産業クラスターを事例として」
Know-How Transfer of Japanese animation/CG production Case Studies of Digital Content Industry Cluster in the PRC
講師:中村 彰憲 (事業推進担当者 / Web活用技術研究班 / 立命館大学映像学部・准教授)
日時:2009年4月28日(火) 18:00〜19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、nyoshi■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、西川)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt2009/haihusiryo-index.html
【要 旨】
1.谷昇「後鳥羽上皇の政治課題と公事・宗教儀礼」
後鳥羽天皇(1180-1239)は、治承寿永の内乱下に誕生、史上初めて神器不帯で践祚し、北条義時を相手に「承久の乱」に及んだ天皇として著名である。報告者は、3月末に提出した博士論文において、後鳥羽天皇(上皇)が抱えた政治課題と政策に関連して、神器・大嘗会和歌地名・密教修法・寺社参詣等、公事・宗教儀礼が果たした政治的役割を個別具体的に検証することにより、新視点に立った後鳥羽理解、政治史叙述を目指したので、その要点を報告する。また、デジタルヒューマニティズと文献史学の融合可能性についても触れたい。
2.中村彰憲「日本的アニメーション/CG技術伝播に関する一考察:中国デジタルコンテンツ産業クラスターを事例として」
これまで、中国に所在するアニメスタジオの多くは日本アニメ企業の下請けとして、様々な技術移転が行われ、日本的アニメ技術のノウハウの継承を受けた。だが、現在は中国国内需要の拡大を意識したコンテンツ産業クラスターが形成されつつある。本講義ではこれらの拠点で制作されたコンテンツを確認しつつ、アニメ制作及び表現においていわゆる日本的技法の伝播が如何なる形でどのような状況において進んでいるのか、そしてどの程度進んでいるのかなどについて言及しながら、暗黙知の伝播の可能性について探っていく。
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