2008年12月23日
第41回 GCOEセミナー
本拠点若手研究者の成果報告です。
1.「常設館出現期の京都における映画興行の様相」
A phase of film exhibitions in Kyoto during the emerging period of moving picture theaters
講師:上田 学 (RA2 / 京都文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D4)
2.「地層モデリングによるナラティヴ情報の可視化と解釈」
Visualization and Interpretation of Narrative Information using Stratum Modeling
講師:斎藤 進也 (PD / Web活用技術研究班)
日時:2008年12月23日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
※一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、nyoshi■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、西川)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/dhjac/ppt/haihusiryo-index.html
1.上田 学「常設館出現期の京都における映画興行の様相」
京都の新京極に映画常設館が出現した1908年は、同時に京都で映画製作が本格的に始められた年でもある。ところで、京都における映画製作は、どのような観客の期待を背景に開始されたのだろうか。この点に関して、本発表では、この時期の京都における映画興行の特性を、同時期の東京や、日露戦争期(1904‐05年)とも比較しつつ、現在、プロジェクトとして構築中である『京都日出新聞』興行記事データベースを利用しながら考察したい。
2.斎藤 進也「地層モデリングによるナラティヴ情報の可視化と解釈」
本報告では、地層モデリング(仮想三次元表現)によるナラティヴ情報の可視化/分析支援システムである「KACHINA CUBE」の改良ついて「閲覧」「共有」「分析」の三側面から論じる。
そして、現在、複数の研究室の協力もと行っている運用実験について言及し、地層モデリングの人文社会科学領域における新たな適応可能性について検討する。
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