2008年10月 7日

第30回 GCOEセミナー

第30・31回のGCOEセミナーでは、国内外のデジタル・ヒューマニティーズの研究動向について特集します。

1.「現代日本の人文情報学とデジタルアーカイブについて」
Digital Archives and Digital Humanities

講師:當山 日出夫 (客員研究員 / デジタルアーカイブ技術研究班)

2.「デジタル・ヒューマニティーズ研究のトレンド~Digital Humanities 2008参加報告」
Trends in Digital Humanities Research: Conference Report of Digital Humanities 2008

講師:稲葉 光行 (事業推進担当者 / Web活用技術研究班 / 立命館大学大学院政策科学研究科・教授)

※各発表の要旨は「続きを読む」をご覧ください。
 
日時:2008年10月7日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室(予定)
参加無料(予約不要)
※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。

※インターネットでセミナーにご参加いただけます。
※インターネットでの参加を希望される方は、nyoshi■fc.ritsumei.ac.jp(■を@に置き換えてください)まで、その旨ご連絡ください(担当、西川)。
※本拠点研究メンバーですでにID、PWをお持ちの方は連絡は不要です。

【要 旨】
1.當山日出夫「現代日本の人文情報学とデジタルアーカイブについて」
 「デジタルアーカイブ」の語が、近年、各方面において利用されている。人文情報学関係の各種研究会をはじめ、特に、本グローバルCOEにおいても、多用する用語のひとつになっている。しかしながら、これは、「データベース」とはどう違うのか。また、さらには、アーキビストの人たちの主張する「アーカイブズ」とは、どのような関係にあるのか。アーカイブズの立場からデジタルアーカイブについて問いかけがはじまっている現状において、逆に、人文情報学の立場から、デジタルアーカイブについて、定義や役割について、改めて考えてみたい。

2.稲葉光行「デジタル・ヒューマニティーズ研究のトレンド~Digital Humanities 2008参加報告」
 本年6月25日から29日までの間、Finland のOuluで開催された Digital Humanities 2008 (DH2008)について報告する。この学会は、ACH、ALLC、SDH-SEMIが合同で開催する、DH関連では最もメジャーな研究発表の場の1つである。本報告では、DH2008で行われた研究発表、パネルディスカッション、および日本人参加者の研究領域などについて概説する。また、そこから推測されるDH研究の世界的な研究動向についての見解を述べる。
 

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