2007年10月 9日
第2回 GCOEセミナー
1.「新石器時代から無文土器時代への住居様相の変化」
“The Change of settlement pattern of transition period from Neolithic to Bronze Age”
講師:千 羨幸(本拠点ポストドクトラルフェロー)
>記録映像
2.「モバイルGIS(POSシステム)による文化財フィールド調査」
“A Field Survey Method of Cultural Heritages Using Mobile GIS (POS System)”
講師:井上 学(本拠点ポストドクトラルフェロー)
>記録映像
日時:2007年10月9日 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室
※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。
参加無料(予約不要)
【要 旨】
1.千羨幸「新石器時代から無文土器時代への住居様相の変化」
「これまで、西日本の縄文時代から弥生時代への移行期における韓半島との地域間関係変化をテーマに研究してきた。その結果、韓半島と西日本とのより持続的かつ多様な関係が存在することが分かってきた。これからは分析対象をより広げ、論を深め、具体化していきたいと思う。それを含め、今回は移行期の様相という点に焦点を当てて、韓半島と西日本の各地域における農耕文化開始期の住居様相や人口数の変化などを調べ、比較検討を行うことにした。研究は韓半島の農耕文化への移行期における①人口数の変化、②分布地域への変化と拡大様相、③集落構造や立地の変化を把握することに一次的目的があり、ひいては西日本の様相との比較を行うことに目的がある。」
2.井上 学「モバイルGIS(POSシステム)による文化財フィールド調査」
「地蔵や小祠など道路傍に存在する「路傍祠」は形態、規模、装飾等によっていくつかの種類に分類される。これらを悉皆調査によって、データベースを作成する作業には多くの人員と労力が必要である。そこで、本研究では、このような文化財のフィールド調査の効率化に、モバイルGISを利用することの有効性を検証した。PDAを導入したことにより、従来の調査方法と比較して調査時の負担の軽減、調査後のデータ入力精度の向上などが達成された。今後は、京町家調査に活用する計画である。」
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