D2.1 忠臣蔵

絵師:歌川貞房
出版:天保期(1830~44)
判型:大判錦絵3枚続
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0038-01~03
 
 大判3枚続の画面に『仮名手本忠臣蔵』全11段の場面を通覧できるように描いた作品。各段場面は塀や垣、襖や障子などによって区切られ、図中のある部屋から襖などを開けて隣の部屋へ入れば、そこでは別の場面が繰り広げられているという「忠臣蔵の館」の屋根を取り払ったような構図である。